ブルース・ウィリスさんの引退前の作品群の1つ。
病状は安定していたのか台詞は多めでシーンも多い。しかし、無理はさせられないからか場面がコロコロ変わり、ブルースさんのいないところで話が進む事が多いです。カットの繋ぎ方がテレビドラマみたいな感じ。
冒頭の飲酒運転する警察署長とそれを咎めない妻っていう時点で同情出来ないのだが…。
そして犯人がグダグダ…カメラに映ってないから証人を消せば全てОKって浅はか過ぎるし…。「お前らは今日死ぬ」って言っておいて、言う事を聞けば「コイツを病院に連れて行ける」ってもうどうした(笑)
即死じゃないかってとこ撃たれて生きてるとか、ドバドバ出血多量でも生きてるとか登場人物がタフ過ぎます。
主人公の娘は病に侵されているから、尚更に生に執着してるという設定かもですがそれにしても闘病してるのによく動けるし強いし…。
発砲も着弾も血も爆発も火も全てチープなCG…。低予算を隠す気は無いみたいです。
結局、森でグダグダの展開をしてる内にグダグダのまま終わります…。
緊迫感が台無しの署長のキャラですけど、個人的には嫌いじゃないです。
ブルースさんが出ているから、まだ観れるってだけで面白さは森の中で行方不明の何とも都合の良さに溢れた作品でした。