KH

デストイレⅡ 復讐の悪魔便器のKHのネタバレレビュー・内容・結末

1.3

このレビューはネタバレを含みます

前作のG&S PRESENTSから変わっていたがザ・ビックピクチャーも
ロゴがチープでVHSを感じさせてくれてこれからZ級映画を見るぞと心を引き締めてくれる。

そして前作もあったのか記憶がないのでわからないが
紙芝居で第一歩兵師団とか第一次世界戦争とかのどうでもいい話からデストイレ2は幕を開けた。

今回も登場人物は前作で死んだ主人公の兄貴と神父の二人体制で舞台はほぼユニットバスで繰り広げられる。

いきなり兄貴が口からウンコを垂れ流し暗転。
ゴシック体のデカい文字で
わかりましたね?
と表示される。
いやぁ流石デストイレ2、しょっぱなから飛ばすね。
もうわかんないわ。

場面はそこから過去に飛んだらしい
というかこの話1983年の話だったんだなと2にして初めて知る。
兄貴の独白で
トイレとの激闘の後
便器の製造会社を訴えて
慰謝料をすべて寄付したらしいがトイレの会社って大体TOTOだよなぁ

そしてなぜか今はレーサーをやっているらしい。
レーサーってそんなに簡単になれるものなのか。

今作も放屁時間タイマーは健在でこのタイマーが連発されるたびに全く面白くないギャグを何度も見せられる気分も味わえる。。

ここで神父から電話がかかってきてまた同じようなトイレを見つけたから協力してほしいと頼まれる。
TOTOのトイレの型番17って品名暈さずに言っちゃってるが大丈夫なのか。
どうでもいいホテルとかは某ホテルとか暈してるくせに…
最初言ってた訴えた便器の会社ってTOTOか。
協力って前作この兄貴ただ突っ立ってただけに思えるが。
開始20分ほどたってようやく本命のトイレが登場する。
相変わらず汚い便器
1~2の間に掃除しなかったのかそれとも1、2連続で作っているのか、1本を何本も分けて映画づくり
しているのかはわからないが

神父は前作の悪魔祓いトイレットペーパーと今作で初登場の祓いアイテム
便所用精密悪魔探知機を取り出す。
悪魔が憑りついていたら音が鳴るという代物だが裏でなってるBGMが大きすぎてこれがBGMなのか悪魔の音なのか判別がしずらい
そしてここに来て驚愕の事実が明らかになる。
便器の汚れだと思っていたものは実は水しぶきに悪魔が集まってできた物という後付け設定を足してきた。
決して撮影チームの怠慢ではないと。

シャワーもシンクも攻撃してきたということは水回りはすべてグルらしい。
これはデストイレではなくデス水回りということに。

ここで兄貴が便器に取り込まれて消えてしまう。
一人残された神父がとった行動は、、トイレクリーナーでトイレをきれいにするという行動。
映画の中でトイレ掃除をするなんて一石二鳥な考え、さすがデストイレはそこらのZ級映画とは違うぜ。
そしてこの神父の名前キリストだったんか。。

そしてここで今作も残り10分という所で全く意味のないインターミッションは健在
トイレを綺麗にしたら兄貴が急に現れた。。
と思ったら口からウンコを出しながら。
最初のは憑りつかれてたってことか。

ここから怒涛の陳腐CG、陳腐アセットの組み合わせみたいなオンパレードの果てに兄貴は意識を取り戻して神父が死ぬ(残り10分しかなかったから駆け足)

場面きり代わり兄貴の独白パート
これがこの物語の第二章で俺は親友を失った。
その際、裏でかかっているBGMによく耳を澄ませみると
{デェストゥイレー デェストゥイレー

そして最後は以下の言葉で締めくくられる。
トイレこそ俺の運命らしいです。
KH

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