あの娘は知らないの10005のレビュー・感想・評価

波の音、川の音、2人で食事をする音、サンダルで街をペタペタ歩く音、風の音も耳をすませば聞こえそう。音と映像のバランスがとても良かった
大嫌いな夏のはずなのに、秋に近づいてくると少し寂しいあの気持ちに似てる。そんな空気感がぴったりだった。
もう会えないけれど大切に思ってる人ってみんな抱えたまま生きている

海に一人で入っていった天音くんが「泣いてると思った？泣いてないよ〜」って言うシーンがすごく好きだった…