アフリカのダホメ王国を救った女性戦士部隊を率いた将軍ナニスカを描く作品。あくまでも史実から着想を得ただけで事実ではないとのことだが、まあよくある歴史スペクタクルアクション映画。違うのは活躍するのがとにかく女性はわかりでここに登場する男性は悪役か、弱いやからがほとんど。ただ、男性が見ても不快感はない。思ったよりもアクションシーンは躍動感があり、他の作品に決して負けないものの、ストーリーは先が読め、意外性はない。
ただ、ミュージカルではないが、ハカのような部族のダンスシーンは迫力があり、一見の価値がある。
ゴールデングローブにノミネートされたのは、人種差別、女性差別、LGBTなどが騒がれている今だからこそのような気はするが、そういう意味では20年前なら誕生しない映画だったかも。
（この映画を見るとコナンザグレートに出てくる女戦士ズーラを思い出すのは私だけか。）
