誰にも頼れなくなってしまったキャシーが唯一心を開けた相手、心地よい時間、、この２人の関係は傍目に見るより純粋なものだった。
、、最初はスキャンダラスな展開を想像していたけど(笑)
｢本質に目を向けようとは思わないの？｣(セリフ忘れたけど)って詰め寄られたとき、はっきりした台詞で面白さがないというか、白けてしまう感じがしたんだけど、結果切実さが伝わっていいかも！ほかの台詞も直球で簡潔でわかりやすいものが多い。
２人は本質を見て、それを貫きたかった。でも当時の偏見に満ちたつまらない閉鎖的なアメリカ社会ではそれは叶わなかった。お互い代償を払い、疲れてしまった。
家の裏でお別れを言って手を添えるシーンなんかもよかったし、ラストもきれい。どっちのシーンも男女関係のような濃厚な空気、、きっとそれを超越してた関係なんだろう。
何者にも否定されない(＝本質)温かい友情、人間としての愛が２人にはあった！
