アカデミー賞を毎年観てるので、ワインスタインが時々出てくるんだけど(アーティストが受賞した年とか)、その度にマフィアみたいだなぁと思ってた。その時ネットで調べたら映画の買い付けでライバル会社のスタッフの首を絞めたと書いてあってほんまにマフィアやんとビックリした覚えがある。
2017年にワインスタインのニュースが出た時にビックリしたけど、映画を観て身体が硬直した。ほんまにおぞましい。
夢や希望を持って働いていた彼女が冒頭に泣きながら走っているシーンが辛くて悲しい。
アシュレイ・ジャッド、ミラ・ソルヴィノ、サルマ・ハエック、グヴィネス・パルドロー、、、多くの女優さんやスタッフのキャリアや人生を踏み躙っていった事がホンマに腹立つ。
ワインスタインだけでなくこの不寛容な社会やシステムに対して怒りをぶつけたくなる。
この映画の勇気ある登場人物たちのおかげで少しでも世界がより良いものになっていった事が、本当に素晴らしい!と心から拍手したくなる傑作だと思います。