たむたむ

地下室のヘンな穴のたむたむのレビュー・感想・評価

地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)
3.4
『ビバリウム』に続いて「家」つながりでこちらw

入ると「半日進んで3日若返る」摩訶不思議な穴がある家に越して来た夫婦をめぐるブラックコメディ。

なんだこの変な映画はw( ・∇・)?
…と思ったら、『ディアスキン』のカンタン・デュピュー監督・脚本だった。。なんか納得(苦笑)
あの作品でもオスカー俳優のジャン・デュジャルダンを起用してアタオカな主人公をやらせてましたが、本作も負けず劣らず奇妙奇天烈でした。
マトモな登場人物は主人公のアランだけ!(笑)

アランの妻マリーと、アランの会社の社長で友人のジェラール。若さに執着する2人の人物を軸に、物語は展開していきます。

女性のマリーは若さ=美を求め、取り憑かれたように穴を往復しまくる。なんせ3日しか若返らないので、すぐ目に見える変化は現れるわけもなく、それでもひたすら穴に固執する妻。夫のアランは呆れ顔。いったい彼女は何往復したのかw
一方、男性のジェラールは役に立たなくなった性器の代わりに、日本でしか手術が不可能という電子ペ○スなるものを装着したと、食事の席で自慢げに話す。それを熱心に聞くアランとマリー(笑)

本作、何故かこのジェラールとマリーの様子が交互に描かれるので、内容的には「地下室のヘンな穴とヘンなオジさんの電子竿」といった方が適切なんじゃないかと(爆)果たして、2人が行き着く結末とは───
ジェラールの顛末は余りにしょーもなwで爆笑!

あと何気にツボだったのが、ファミコンみたいなピコピコ電子音の脱力系BGMねww

ラストのダリを思わせるカットにニヤリ( ≖͈́ ·̫̮ ≖͈̀ )
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