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スピリッツ・オブ・ジ・エアのnonのレビュー・感想・評価

3.8
初鑑賞。アレックス・プロヤス監督も初めて。まずスタンダードサイズのスクリーンにちょっと感動。そして、砂漠の土の色と空の青さ、赤茶色の人工物とが織りなす映像と荒凉とした風の音、ベティの登場がそれを一転させる。登場人物は3人のみ。砂漠に住むフェリックス(車椅子)と妹のベティ、何者かに追われる青年スミス。この3人がそれぞれ抱えているものがあり“飛行”という“夢物語”を通してそれぞれの想いが錯綜する。ベティの演技、衣装ががとにかく強烈で忘れられない。登場シーンから全て。そしてラスト。夢が叶ったのか叶わなかったのか、現実から逃げられたのか逃げられなかったのか。観る人によって解釈が違うのかも。
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