ま

ハリウッドを斬る! ~映画あるある大集合~のまのレビュー・感想・評価

3.5
死亡フラグから黒人の役割から、ハリウッドあるあるを茶化しつつ紹介してくれる。
映画業界人、製作者や俳優たちのトークと実際の映画のシーンの切り貼りが織り交ぜてあって見てて楽しいし、あるある演出やキャラに「映画界ではこう呼ばれています」っていう名前がいちいちつけられてるのが面白い。

古き良きとか様式美とかって言葉にすると聞こえは良いけど、そういう描き方ってだいたい偏見や差別観が根本にあるよね。
古くからのあるあるをオマージュやいじりネタとして扱う笑いも好きだし、予想通りの王道展開やキャラクター像はやっぱり安心感を覚えるのだけど、
特にアメリカの国においてはハリウッド作品を観る人皆が同じ楽しみ方を出来ていたとは思えない。

大衆的なエンタメの大衆って、果たして…?
ま