こばまさ

Pearl パールのこばまさのレビュー・感想・評価

Pearl パール(2022年製作の映画)
3.4
月末GEO100円セールから、最後はコチラ。
A24初となる3部作の2作目であり、前作『X エックス』の前日譚。
それでは、ミア・ゴスに酔いしれながらいってみよう。


-1918年アメリカ・テキサス
華やかなスターに憧れるパール(ミア・ゴス)は、厳格な母親と体が不自由な父親と共に田舎の農場で暮らしていた。
若くして結婚した夫は戦地におり、父親や家畜たちの世話に明け暮れる生活にうんざりしていた。
ある時、父親の薬を買いに町へ出かけた彼女は、母親に内緒で映画を観た際に映写技師と出会い、ますます外の世界への憧れを募らせていく。
そんな時、地方を巡回するショーのオーディション開催を知ったパールは参加を望むが、母親の非情な言葉をきっかけに抑圧されてきた感情が爆発する-

“ブタに群がるウジ虫が最高”


作品としては悪くなかったけど、少々物足りないと言うか…
エンジンがかかるまでが、相当長く感じてしまった。

前作『X エックス』が王道ど真ん中のホラーだったのに対し、こちらはその殺人鬼がどう誕生したのかを掘り下げる回なので、ちょっと地味。
主演のミア・ゴスを含め、映像のコントラストとか、作品の醸し出す雰囲気は好きだけどね。


ラスト10分とラストシーンは素晴らしかったし、続きが気になる終わり方ではあったけど、この作品単体で見るとこのスコア。


ワニのくだりは、トビー・フーパー監督の『悪魔の沼』を思い出した🐊
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