lingmudayan

わが恋の旅路のlingmudayanのレビュー・感想・評価

わが恋の旅路(1961年製作の映画)
3.5
記憶を取り戻した岩下志麻が無人の横浜の町を歩いて2人の思い出の異人館に辿り着くシーンが素晴らしい。
退院後まだ記憶を取り戻していない岩下が河津祐介の部屋で夕食をとるシーン、岩下が「過去の恋人」の惚気話をして河津に「妬いた?」と訊き、それが自分のことだと分かっている河津が無言の微笑みで返すところ、その恋人が自分なんだと河津が岩下に迫り、岩下がカーテンを引いて心を閉ざすところも良かった。
lingmudayan

lingmudayan