garuboru

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいのgaruboruのレビュー・感想・評価

5.0
投稿漏れ

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「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」、Strangerで観れた。とても大切にしたい作品と出会えた。
社会や会社といった気合いいれてないと立ってすらいられない現実と、私との距離がうまく掴めなくて苦しんでいる。そんな人にとってこの映画はきっと救いになる。
話題になってもっと観られてほしいな!

主演2人の凄さは言わずもがな、周りのキャラクター造形が素晴らしい
ぬいサーの居心地の良さを感じながら、傷ついてばかりでは「社会でうまく生きていけない」と、同時にイベサーでセクハラ/パワハラまがいを笑ってやり過ごすエリート社会人タイプ白城さんの存在がこの映画を格別にしてる

あと七森くんの友達。
「色々あってさ」という友達に「色々か」とだけ返せる彼はきっとやさしいし、いいやつでありたいと思ってるはず。
なんであんなことを言ってしまったんだろうと自己の加害性に苦しみもある。
「嫌なことを言うのはもっと嫌なやつであってくれよ」という言葉は強烈
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