このレビューはネタバレを含みます
ぬいぐるみと話すことが自己との対話になり、他者との対話へと繋がっていく。ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいし、ぬいぐるみとしゃべらない人にもやさしい人はいるというラストがすごく良い。ぬいぐるみを洗うシ…
>>続きを読む【取り囲む耳たち】
大前粟生の同名小説を映画化した、金子由里奈監督の2023年の作品。
〈あらすじ〉
都のとある大学へ進学した七森は、いわゆる男らしさや女らしさというものが苦手だった。 七森は、…
大前栗生 原作
金子百合奈 監督作品
京都にある大学の「ぬいぐるみサークル」
「男らしさ」や「女らしさ」というノリが苦手な大学生の七森(細田佳央太)は、そこで出会った女子大生の麦戸(駒井漣)…
原作そのままに映像化された感じ
ただ、主役の七森は156センチ45キロの記載だったので、細田佳央太ではイメージが違うってなったけどそこは演技力でなんとかなったかな??大学で仲良くなった駒井蓮が高身…
感じたこと、思ったことを言葉にすること、ましてや誰かに伝えることは実はものすごくエネルギーが要るんだ。話したらどう思われるかな、傷つけやしないかな…そうして飲み込んできた大量の言葉。傷付いた数と同じ…
>>続きを読む好き、という言葉を、だれかに、そのままの意味だけをこめて、受け取られかたを恐れたりもせずに、言えるようになったのは、最近のことだ。そのあいてが今(あるいはこれから)、わたしのことをどんなふうに好きで…
>>続きを読む© 映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」