クリストフォルー

夜霧よ今夜も有難うのクリストフォルーのレビュー・感想・評価

夜霧よ今夜も有難う(1967年製作の映画)
3.7
日活黄金時代の看板スター・裕次郎の主演映画を量産しなくてはならない中で、あまりに有名な「カサブランカ」を翻案(換骨奪胎)して、日活らしい映画を撮るのは案外愉しかったのではないだろうか。ネタ元を知らない人が多いだろうと、あまり神格化せず、オリジナルの主題歌まで作って、こっちの方が面白いだろうといわんばかり。こういうところがスターシステム映画の強みなのかも。
視聴目的の半分は太田雅子(梶芽衣子)を観るためだが、郷えい治のハーフ役も上出来。しかも、このころの浅丘ルリ子が北川景子ぽいのも好いんだな。
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