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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-のkomagire23のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

(ネタバレですので映画を鑑賞してからお読み下さい)

「本論に入る前でのこの見応え」

結論から言うと非常に面白く見ました。

多くの人も触れているかもですが、この映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命』は、東京卍會(トーマン)と芭流覇羅(バルハラ)との本格抗争が描かれる前で終わっています。
その終わり方も突然で、これから盛り上がるとの予感の中で終わっていて、今作の後編である『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』を観ないことには映画全体の評価は出来ないとの思いもあります。

ただ、主人公のタケミチ(北村匠海さん)とヒロインのヒナタ(今田美桜さん)を始めとして、東京卍會(トーマン)のマイキー(吉沢亮さん)、ドラケン(山田裕貴さん)、三ツ谷(眞栄田郷敦さん)、場地(永山絢斗さん)、一虎(村上虹郎さん)、パーちん(堀家一希さん)、キサキ(間宮祥太朗さん)、千冬(高杉真宙さん)、そして芭流覇羅(バルハラ)のや半間(清水尋也さん)、ヒナタの弟のナオト(杉野遥亮さん)、アッくん(磯村勇斗さん)などの、それぞれの演技が分厚く説得力とリアリティがあり、個々の演技を見ているだけで映画が持たされてしまうと思われました。

今作は東京卍會(トーマン)の結成初期のいわば前日譚が中心ですが、それも含めて面白く見れたのは、キャストの皆さんの存在感ある素晴らしい演技が大きかったと思われました。

例えると、野球の試合の前のウォーミングアップの練習で、軽くボールをバッティングでポンポンスタンドインさせ、軽めのキャッチボールの時点で150kmを超える切れあるストレートをズバズバ投げ込んで、観客席からどよめきが起こっていた感じでしょうか。

これから始まる試合の中身の評価は、次作の『~-決戦-』を観ないと分かりませんが、期待を高める今回の『~運命』だったと思われました。

次作も期待しています。
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