2022/11/16観賞
ゾンビに溢れた世界で丁寧に暮らしていく姿が見ていていいなと思う。
劣等感を抱え自己評価の低い主人公が、パンデミックを経て行動的に、そして家族()思いな自分を出せているところに
ゾンビ映画にする意味を感じた。
サブタイ通り、自己評価が変わったわけでも自分を受け入れたわけでもなく、
周りの評価がなくなったり、比較の対象がいなくなっただけ。
劣等感とかそういうモヤモヤしたものなしで、家族と向き合える状態になっただけ。
それで鬱屈とした日常からは救われたのかもしれない。
ゾンビ映画としては冷めそうなオチで、ある意味悪い方のベタといえばベタだけど、
「愛されていたことを知る」ことが分かりやすく表現されてて少しうるっときた。
ここで初めて、本当の意味で救われたのかもしれない。
家族とその他のゾンビとでメイクのキモさにちゃんと差をつけてるっぽいところが地味に好き。
2008年ってあんなテープ式のビデオカメラやったか？
ちょっと古すぎひん？あんなもん？
