原作未読。
空気感の良い作品だった(好き)。
ちひろさん(有村架純)の自由で自分なりの筋があってそして孤独をしっかり持ち続けるという雰囲気が、この作品の空気感を作ってるんやろうなぁと思われた。
登場してくる人物たち、みんなそれぞれ辛さや悲しみや憎しみを背負っている。どうにかしたいけどどうにもならんから、そのなかで精一杯がんばってる人びと。そういう人たちがちひろさんの元に集まっているという感じ。ちひろさんももちろん悲しみをしっかりわかってる人。
なのでただのほんわか作品ではない…けど鑑賞後はほんわかしました😊
オカジ(女子高生)は、家でがんばって反抗期してほしいなー。モラハラ父に『うるせえ、くそじじい』と言うてしょう油でもぶっかけてほしいわぁ。
マコトのママはがんばってるとは思うが夜一人で小学生を家に置いといたら虐待ですよ！と気になっちゃう。
子どもたちが不遇な思いをするシーンはやっぱりちょっと痛い。
子どもたちだけでなく、ホームレスのおじさん、べっちん、谷口さん(は、良い思いしたやんな)、多恵さん、みんなちひろさんに癒されてました。
最後に、店長(リリーフランキー)がええ感じでよかったです😊
