じんわり染みる、ちひろさんに会いたくなる映画。
原作のちひろさんの光がない目が好きなので、最初は有村架純だとイメージと違うのではと思っていましたが、そんなことなかったです。
見ている内に澄んだ目なのに底が見えない感じが伝わってきて、最終的にはちひろさんにしか見えなかった。
たくさんの人達に囲まれているのに孤独に身を置きたがるちひろさんが、いつか安心してずっと居られる場所を見つけられたら良いなと思います。
周りの登場人物もみんななんかしらの事情を抱えているけど、軽すぎず重すぎずのタッチで描かれていて、それぞれに愛着が湧きました。
私の中では優勝はオカジです。