2023-02
北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音の出演ですので
最初はさわやか青春群像劇系かなと思って観たら
結構しんどい青春系のズドーンとくる展開で
最後まで観るのに体力使いました。
いわゆる大学卒業したての若者が社会人になって
意気揚々として社会に挑むというのでなく
自分はいったい何がしたいんだろう、
何を目標にすればいいんだろうともがきながら
パワハラ上司にぎゃんぎゃんやられて行き詰っていく青年、、、
かたや、今さえよければという刹那主義的な彼と結婚を
夢見る彼女。。。
いかにも普通にありそーーーーな世界を
切り取った作品だと思います。
確かに社会人なりたての若者たちは
ある程度の割合で夢や希望をもって社会に旅立つのでしょうが
逆に自分がどうしたいのかよくわからずとにかく会社に
入ってみたという若者も多いんじゃないでしょうか
この作品はそっちにスポットをあてて描いたという印象です。
・北村匠海がそのタイプの内気な青年役
・中川大志はその逆で何でもこなし、毎日が楽しければいいというタイプ
・松岡茉優は中川君の彼女で結婚という形にこだわり中川とすれ違っていく
・古川琴音は北村君の会社の同僚でパワハラ上司に歯向かい会社を辞めた後北村君と次第に仲良くなっていく
この４人のストーリーと
もう一つ印象的なのが児玉というパワハラ上司
これがホントにいそうで怖い。。。ホント ヤなやつ
「児玉マジ死んでほしい」何度もつぶやくシーン怖い怖い
いやこんなやつちょっとした規模の会社の係長課長補佐
くらいに絶対いるよね。。って思う。ヤバすぎ。
自分も上司としてこうはなってはいかんぞ
とつくづく感じました。
全体的の映像も暗め、話も暗め、これだけの
イケメンと美女が出ててこの暗めの展開は
観ててしんどいわ～～
でも思うにこれが今の若者像なんでしょうね
そのまま切り取ったっていう印象です
僕らの若いころの青年像とはだいぶ違ってるなあ。。。
頑張れ若者よ！
そう強く感じた作品です
