21.09.4
古い映画なので、子供の頃に見た断片的な記憶が蘇ってきました。
最初から通して見たのは初めてかもしれない。
車だらけのストリートを、マシンガン片手に「刑事だ!」と言えば何でも通るあたりが面白いのですが、派手なアクションシーンが目白押しです。
金もかかっていると思います。車がドカドカ何台も爆発しますから。
この時代のアクション映画の、名作の一つだと思います。
メルギブソンがはまり役で、よく考えるとビバリーヒルズコップの逆バージョンのような気もしますが、妻を失った男の孤独が彼の名演で視聴者の胸に響く辺りは、コメディ要素とはかけ離れています。
このアクション映画には二つの側面があります。
激しいハードボイルドと、主人公の抱える深い孤独という闇。
こういうクリスマス素敵だなと思わせるラストシーンでした。