“卒業”と“恋”が根底にあるテーマなのにキラッキラしたJK映画のような作りではなく、どちらかと言うと大人な映画になってるのは素晴らしい👏
原作の描き方的にこういう作りの方が絶対にベストだと思う。
意外にも後半が「えっ！？」ってなるような展開が多くてストーリー的にも物凄いおもしろかった👍
僕が今1番大好きな女優である河合優美ちゃんが最高すぎた😌
改めてこれからの活躍に期待する新人女優さんだなって思いました。
卒業式の前日と当日にワイワイしてる人が沢山いるけど、本作の主要人物である少女たちは乗り越えるべき壁があって、精神面での卒業をなかなかできないまま卒業式が近づいている。
卒業ってなんなんだろう。
学生の乗り越えるべき壁が沢山あって
それを乗り越えるタイミングは人によって違うし
難しいのにやがて“卒業式”という時間がきてしまう。
卒業って“させられる”ものなんだなって思った。
僕らが「もう卒業だね…悲しいね」なんて言ってるのは
“卒業させられてる”から出る言葉。
卒業式の時点で実際に“卒業”できてる人は少ない。
強制的な別れやあの頃に戻れないという感情が渦巻くなかでみんなは何かを乗り越えようとする。
しかし、人によってはあえて壁を乗り越えず
“卒業をしない”という選択もあるんだという新たな価値観も知ることができた。
さらに“校舎が潰れる”という設定が上乗せされてることで、この場所には二度と戻れない、というのが強調されてる。
