"私たちにとって、
学校は世界のすべてだった"
廃校が決まった学校での、
最後の卒業式までの2日間。
恋、友情、部活。
地元に残る人、出て行く人。
別れを前にした彼女たちの、
濃密すぎる2日間だった。
特に理由があったわけでもないけれど、
私も卒業したくなかったなーー!!笑
現状が心地良すぎて、
新しい世界がちょっと怖かった。
原作未読。
こういった学生モノは、
普段あまり観ないのですが。
ちょうど卒業シーズンだしと思い、
何気なく手を出してみたら、
すごく良かったです😢
キラキラした日と同じくらい、
悩みもがいた日もあったであろう、
彼女たちの3年間が、
ごく自然に浮かんでくる。
"俺、国連作るわ"の、違和感の正体。
ふたりきりの"答辞"に涙が溢れた😭
この言葉の本当の目的は、
"答辞"ではなかったんだね。
本、音楽、花火、手紙。
卒業とは別の、
それぞれの旅立ちの儀式に、
胸が熱くなる。
『少女は卒業しない』
ラストのタイトルバックのインパクト。
"どうだ、思い知ったか"