カタールW杯開幕前に見れてよかった。
ワーカーズカップはある種とても残酷に映るなぁ…。まぁまぁレベル高い選手がチラホラいて少し笑ったけどそれ以上に複雑な気持ちがあった。
テーマ的には実はワーカーズカップよりむしろ人に寄った話になっていて、全体として絞りきれてない感じがした。ちょっとゆっくり目に感じてしまったかなぁ。
あと終盤のネパールの2人の会話場面だけやたらドラマ的なカメラワークだったのは何でだろう…。
今回のW杯は（人権問題的にも過密日程による競技面の問題的にも）サッカーファンでも諸手を挙げて歓迎できるものではないと思うけど、本作で実体的なものを少しでも感じられたのは今大会に限らず他の多くのイベントに触れたりする上でも良かったのかなと感じた。
Jリーグでも優勝したら紙吹雪飛ばしたりしてるけど、自治体持ちのスタジアムで翌日には片付けてないといけないよなあとか、そんなことを考えるのは初めてだった。
日本でも東京五輪があって、今回の事例にはそれが1番近くて記憶に新しいのかもだけど、そこに限らず色々なエンタメやサービスのため犠牲になっている何かがあることに対して個々人がもうほんの少しでも自覚的でいられれば良い社会に近づけるのかなと。
