パリ市内をタクシーで、それも1日で巡る話を、ロードムービーに入れていいかはわからないんだけど‥、
いろんな名所や街並みを愛でながら
登場人物二人の心の機微を感じる、
僕的には紛れもなくロードムービー。
タクシーの中での会話が進むにつれて、
二人の笑顔がどんどん増えていくのが、心を温かくしてくれる。
それも、なんだか演技を超えてるかのような、心の底から楽しそうにも見える素敵な笑顔。
そこで振り返る彼女の人生は、決して笑顔だけで語られるものではないけれど、その意味も噛みしめながら、二人の雰囲気をずっと味わっていたくなる。
それでも、旅にはゴールがあり、
映画にはエンディングがあるわけで‥
そうやって映画が終わってしまうのが名残惜しいような、とても素敵な時間☺️