好きな映画観たなー
借金に追われて日々疲れた感じのタクシー運転手シャルルと人生の終末を迎える女性マドレーヌの一日の出会いのお話
お年寄りの昔話なんて聞きたくないよ、俺今それどころじゃないんだもん、だったのが、だんだん優しく穏やかになっていくシャルルの表情や態度が良いね。
92歳になった時に、ファーストキスはハチミツとオレンジの味がしてね、なんて甘い事を話し始めていたけど、どんどん語られるその後の人生は決して平坦ではなく、どちらかといえば壮絶。
安い賃金で働き、嫌な客に当たることもあるであろうシャルルも決して楽ではない人生を歩んでいる。
レストランで食事している時に、お兄さんから電話がかかってきて「いいんだ、いまその話はしたくない、いい気分でいたいんだ」みたいな事を言う場面が、シャルルがマドレーヌとの出会いと食事を楽しんで大事にしている感がよくわかって好き。
そんな都合の良い話はないよ、って思う人もいるかもしれないけど、いいじゃないですか。
とっても素敵な現代のお伽話ということで。
最後はやっぱり泣けちゃった
コロナの前年くらい、モンサンミッシェルに行きたくて、帰りにパリにも寄りました。
セーヌ川の夜景クルーズがものすごく綺麗だった。また行きたいです^_^
