こめちゃん

ヴィーガンズ・ハムのこめちゃんのレビュー・感想・評価

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)
3.2
精肉店を経営する夫婦は、ある日突然ヴィーガンの集団に自身の店を襲撃される。これからどのように経営を立て直していくか考えていた時、夫婦が車を運転をしていると自分の精肉店を襲撃した犯人が自転車で走っているのを見つける。カッとなった夫は彼を車で轢き殺してしまう。
殺人は初めてで、普段から弱気な彼は死体をどうしようかと悩むが、自身の精肉店で販売すれば遺体は発見されないであろうことに気づく。最初はやはり人間として躊躇うものの、人肉ハムはお客さんに大好評。(もちろんお客さんにはイラン豚などと適当な名前を付けて販売)連日客が絶えないようになり、あっという間に経営は立て直される。一度味わってしまった幸福を手放すことは出来ず、夫婦の言動はヒートアップしていく...!

そんな中、ある日娘がヴィーガンの彼氏を家に連れてくる。夫婦は歓迎して、食事にローストチキンやケーキを出すが、ヴィーガンの彼氏は信条に反するため食べるのを断る。また娘もそんな彼氏に影響されて(肉を食べる人とキスすることはできない)肉を食べないようにしていると告白。せっかく作った食事を、さらには肉屋の娘として産まれ、肉で育ててきたと言っても過言では無い、大切に育ててきた娘が肉を食べようとしない。たしかに夫婦の立場に立ってみればどれほどしんどい事なのだろう。



カニバリズムの話ですが、グロくはないです!👍ただ食事中に見るのはしんどかった😂(体験談)

切断された手足、耳など出てきますが、なんかゴム感強いので苦手な人でも大丈夫そうです😂

わんちゃんまで人肉食べてるけど大丈夫なのかな?😂実際食べるんですかね?笑

フランスの映画っていうことにめちゃくちゃ驚きました笑
この映画はヴィーガンを皮肉った内容であり、批判的な考え方が伺えますが、ヴィーガンの思想は個人の自由であり、身近な人でもヴィーガンの方はいると思うので、個人的にこの映画は1人で観ることをおすすめします🤲
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