2023年5月3日ユーロスペース
久しぶりにインディーズの面白い映画を見た感じ。
とにかく見る人の感情に揺さぶりをかけてくる。
2人しか登場しない、長回し、手ぶれのカメラ、わざと(?)聞こえにくくしているセリフなど、かなり意図的に仕掛けてくるのだが、それが嫌みに感じず、制作者の「オレはこれが言いたいんだ!」という感情がストレートに伝わってくる。正直「あー長いな」と思うシーンもあるのだが、それもわざとなんだろうなー。ぎりぎり2人の感情や背景を推測させるためのセリフ量もよい。
こういう若者が出てくるから、世の中面白いなーとオジサンは思ってしまうのであった。