『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの良かったところ・ウケたところを再演、ダメだったところ・活かしきれなかったところ・やり残したことは全て昇華した。
TVシリーズではどこかへ追いやられた、とても答えを示したとは言い難いテーマにも決着を与えた。
展開は早いがエンタメとして見応え十分。
全てのキャラクターに見せ場を与え、TVシリーズで亡くなったキャラクターたちへのリスペクトも感じられた。
このそつなくやりきった脚本、ある意味でSEEDらしくはない。だがここまでやられたら感服するしかない。
リアルタイムで追いかけてから20年、ようやく報われた。泣いた。