「ひととは違う」と簡単に言い切ってしまうことは楽だけれど、それでも、ひととして、ひとと生きていかなければいけない世の中で、どうしていけばいいのか。その難しさと、淡々と過ぎていくはずの日常の中で起きていく変化に目が離せない。
死んだ目をしたガッキー、ちょっと嬉しそうなガッキー、怒っているガッキー。
同一人物とは思えないほど印象が変わるガッキーをずっと見ていたかった。
そして、食べものがたくさん出てくることが印象的。生きていくために1人で食べるものと、誰かと分かち合って食べるもの、何を食べるかではなくどう食べるかで、きっと味も変わってくるのだろうなと。