理解されない生き方を、理解された時の喜びは何よりも得がたい。
水と油のように、社会のどことも混ざれない気持ちを抱えたまま、擦れ、その摩擦熱でいつまにか火傷を負っている。
理解する誰かと私だけが…
世の中の当たり前通りに生きられない人たちが繋がりあって寄り添いあう
桐生と佐々木の本音の言葉とか分かり合える相手がいる安心感とか、自分が話してるみたいって言われて笑顔になりながら涙出てくるのとか
…
正欲が取り上げているテーマは、多様性そのものではなく、多様性を扱おうとする側の視線だと思った。
作中で繰り返し示されるのは、社会が想定する普通が、いかに限定的で想像力に乏しいかという点。多数派にと…
これは原作が、すごすぎるからなあ、、桐生と佐々木の同じ屋根の下で暮らしているのにいびつな空気感、体を重ねてからまた一つ深くなる信頼 あれは映画と役者の良さだ、素晴らしかった。内容の感想書くのは憚れる…
>>続きを読む夫婦を構成し人と人を繋ぎ止めるものが、恋愛感情じゃなくたっていいよな〜
それが男女なら、理由はどうあれ家族になれるが、同性だと法律的に家族になることもままならない、なんとも身勝手な世の中。
寂しそ…
私はこの原作を心から愛して信頼している。
そのためこの低評価。
そのまま再現していたら尺ないし、原作と映画で別物として観た方がいいかもしれない。割と大々的に改変されていた所感。
まず、というか特に…
ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会