原作を読んでから鑑賞。
多様性といいながら、自分たち想像の範疇から外れたものたちへは蓋をする社会。
「明日、生きたい」ことが前提の社会。
佳道との繋がりで、夏月が得たたくましさや心細さがめっちゃ伝わ…
朝井リョウは繊細な人の心を文字にすることが本当に上手いとつくづく感じる。
とりわけ、他人に言えない極めてプライベートな部分。
正欲はまさにそのような人の側面を取り扱った作品で、映画も基本それになぞ…
正しい欲とは、
それは普通であるべき欲?
登場人物は、ちょっとずつ人と違う嗜好があったりなかったり。
不登校の子どもを普通にしたいと思う父親、
普通の概念はそもそも自己判断。
子どもが大事とはいえ…
朝井リョウさんの作品はすごく好き。
小説の方も大体読んでいるけれど、『正欲』は原作未読。
新垣結衣さんの演技が、心の無さ加減みたいなのが絶妙で凄いと思った。
いわゆる、フェチみたいなものは人それぞ…
終わり方がちょっとあっけなさすぎたなー。
稲垣吾郎の言ってることが終始マトモに思えてしまって、右近くん右近くん言ってる母親にイライラしてしまった私は社会のバグなのかもしれない。
原作ではあの家族にも…
自分だけ地球に来た宇宙人みたいな感覚。他の人と全然違うと思い悩む経験。だんだん生きているうちにわかってくる。それも自意識が作り出した実体のないなにか。自分はそんな特別でもないし、他の人も形は違えどだ…
>>続きを読むⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会