ひげの吉田

正欲のひげの吉田のレビュー・感想・評価

正欲(2023年製作の映画)
4.5
稲垣吾郎、新垣結衣 出演だったのと、原作が朝井リョウなので気になっていた。読んだことは無いが、『少女は卒業しない』『桐島、部活やめるってよ』の原作者である。

レビューサイトの評価が高い理由がわかった。これは面白い。いくつかの物語が並列で進んでいるかと思ったら、ちゃんと交わるのね。
以前住んでいた街がロケ地になっていて、見慣れた風景が何度も出てきて嬉しかった。
エンドロールで清瀬やえこ発見。これはいかん!気づかなかった!

2回目観て追記
やはり2回目はキャストをちゃんと把握できて、ストーリーも理解できた。
無表情の新垣結衣は別人のようだったが、新たな一面を観た気がした。磯村勇斗は流石の助演男優賞の演技。東野絢香の演技も凄かった!
清瀬やえこも確認。
これはスクリーンで観れて良かった。もっと観たい。

さらに追記
最終的に、寺井検事は理解してくれたのだろうか。ラストの夏月と寺井のシーンはすごかった。
また、事務官の宇野祥平も、目の動きとか、流石の良いお芝居でしたね。

それにしても主演は寺井検事なのですね。夏月が主演でも良いような気がします。

自分は水フェチではないし、そもそもフェチと言えるような性癖もないので、メインキャストに感情移入するわけではないし、正直言ってYouTuberの類はあまり好きでは無いけれど。かと言って寺井検事には同意できない。
何故かわからないけれど、とても気になる映画でした。

以下マニアックな情報です。
前半、夏月が運転していた軽自動車のナンバーは
福山 583
け 5132
でした。

最後に、急ブレーキしてハンドル切って飛び出したシーンでは、「く 5132」でした。つまり車は2台あったようです。
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