思った以上に感動した。磯村勇斗、新垣結衣特に演技が良かった。ガッキーは見直したというかこんな素晴らしい女優さんになったんだと感心した。
後味の悪い映画かと思って嫌厭していたけれど見て良かった。私自身の生きづらさ、登場人物よりもずっと年上だけれど、私のこの生きづらさをすくい取ってくれる映画に出会えた。
佐々木が『明日生きていたくない人とか、死んでもいい人のためのものってないよね。ああいう流れに乗るのが社会の一員ってことだよね。それが安全なんだよね。』このセリフにガツンときました。ジーンときました。←いつも毎朝私が考えていることだから。こう考えている人が私以外にもいると思えただけで救われる思いだ。
余談:夏月の同級生?役の徳永えり。勤め先の寝具売り場に来て、他人に対しておせっかい?自慢(愚痴のように言いつつ)自分の価値観を押し付ける!が出てくるが、このような人どの世代にもいるんだな!と改めて思った。余計なお世話だ!昭和世代なら百歩譲って我慢するが、令和のこの時代にこれは酷いな。