最後にガッキーの「普通のことです」って前置きがあってのセリフが吾郎さんにブーメランになっててすごかった。普通て誰にも普通なわけないって思えて少し生きやすさを見つける術になった気がする。
小説の序盤でも書かれてる「明日を死なないこと」が根底にあるのが普通というか生きやすく生きてる人たちの考え、ってのが何というか言語化がぴったりすぎて印象的だった。1人でいるとどんどん思考が深くて暗い方向に進んでしまうから、誰かといるってことだけでも救われるのかな。
何も考えずに生きれてる時もあれば、何を考えてたら幸せなんだろうって迷子になる時もあって、本当に自分自身とか周りを考えるのって難しすぎる。
普通じゃないなんて考えなければ幸せなんだろうけど、気づかない人間として生きているよりかはいいかとか思ったりなんかした。