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ウィッシュのnizyのレビュー・感想・評価

ウィッシュ(2023年製作の映画)
4.7
ジャパンプレミア/日本語吹替版完成披露試写会

生田絵梨花さん、福山雅治さん、檀れいさん、山寺宏一さんの挨拶で、期待値はMAXに。

入場、登壇される福山さんと檀れいさんのタースー加減に圧倒されつつ、生田さんをはじめとするみなさんの熱量に、先に感動してしまいました。

日本語吹替の誇りと覚悟を持って臨んだキャストの皆さんに、心から感謝です。

ディズニーが描き続けた「願い」の集大成、100年夢を与えてくれたひとびとの作品を、想像するだけで泣いてしまいそうですよね。


自分自身、アーティストとして活動していくテーマが“ねがい”だから、絶対に観たかった。


こんなに抽象的な心のカタチを、ひとつの作品に昇華させることの難しさ、可視化したり何かに投影したりしながら、観るひとに感情移入させることはできるのか。


舞台も設定も、とにかくシンプル。



壮大な規模ではないけれど、壮大な挑戦だったと思う。


正々堂々、真正面からのアプローチ、届くのか?



おとなにも、こどもたちにもー



その答えは、頬を伝う涙が物語っていた。




これまでミュージカルスタイルを確立してきたからこそ響くメッセージ、日本の方には、吹替版を心からお勧めしたいです。


英詞を日本語に翻訳することで、全く同じニュアンスにはならないことを差し引いても、ひとりひとりの声のチカラと音楽は、まっすぐに心に届きました。


きっと、観るひとを信じてくれてるんだろうな。


『あきらめることは、ない』


100年後の未来も、ディズニーは「夢」を、「願い」を、みんなに与えてくれる、そう確信しました。


いま、「ねがい」を持っているひとは、それを抱きしめて観てほしいし、いま「ねがい」がないとしても、この作品に触れて、自分と向き合ってみてほしいです。



ロサスはどうして島という設定だったんだろう?とか、王と王妃のバックボーンとか、アーシャの家族のこと、今は鑑賞直後でいろいろ頭を駆け巡っていますが笑、またアーシャたちと逢いたいです。



ピノキオという作品で、“星に願いを”が与えてくれたものがあって、その先にこの「ウィッシュ」があって、“星に願いを”と共に輝く楽曲だと感じました。




この作品を、今日という日を、この想いを、この願いを、忘れません。






#ウィッシュこの願いへつながるキャンペーン #ウィッシュ #アーシャ #マグニフィコ王
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