願いをテーマにしたかったのだけは分かった。
「王様に願いを預けた事だけ覚えてて、殆どの人はいつまで経っても叶わない(全国民の内、多くて年14人しか叶ってない)」というのを「願いが守られてる」と表現する狂った世界観は殆ど納得できなかったので、
主人公だけやたら常人の思考回路してんのとかも含めてすんなり入らない話だった。
とはいえ、往年の2Dディズニーと見紛う程トゥーン調に磨きをかけた柔らかいCGモデルや、
いろんな音を映像で見せてくれるミュージカルシーンは楽しかったのでまぁノリで楽しめば良かろうなのだ。
ディズニー100周年記念とだけあって、キャラクターのデザインやセリフ、小道具やら構図に至るまで、
そこかしこにディズニー作品のオマージュが散りばめられていて、
そこも見てて楽しい部分だった。
なんなら本編よりも「ウィッシュの小ネタ全解説！」みたいな動画の方が有名になりそう。
個人的にはディズニーの動物キャラいっぱい見れて満足。ジョンかわいい好き。
