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ウィッシュのきのレビュー・感想・評価

ウィッシュ(2023年製作の映画)
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もとよりディズニーが大切にしてきた「願うこと」のちからについて真正面から描いたもので、2023年同居人(仮)のおかげでディズニー作品を一気見した人間として、たいへん楽しく、面白く観れたようにおもう。ディズニー=夢の国(現実ではない)となってしまったディズニー=ロサス王国の人々であり、叶えられない夢の数々を独占する王様の悪事を暴き、他者に夢を返そうとするヒロインのアーシャは、夢を叶えること、叶えるまでの過程を重視するディズニーの思いを反映しているような気もしていて、なおかつ、気づいたからにはもう知らなかったころには戻れないというのはこれからどう現実に向き合っていくのかという決意表明でもあったとおもう 子山羊のバレンティノが画面のはじでずっとジタバタしていてたのしかったけどいまいちプロットに絡んでこなかったのでわらってしまったね

プロパガンダはこわい、しあわせに暮らすということを他力本願でしか願うことができないという現実に続く願いの本質というのも考えてみたい。国王はめちゃくちゃ優しい顔をした正当な王様だったけど、イスラエルと関係があったりするんだろうかとも思ったりなどして。ほかの場所で迫害をされて、別の土地のお城をそのまま占拠した?というあらすじにイスラエル・パレスチナのことを考えるなどして。🤔
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