スピルバーグ監督の自叙伝的な作品ということで期待しながら映画館へ。
しかしながら思っていたような内容ではなく消化不良を感じる。
ストーリーは単調で、サムが映画作りをする際の悩みや葛藤などもなく共感できる部分もあまりない(ゆえにヒット作を連発できる天才なのだろう)
強いていえばプロムでいじめっ子を主役のように撮ったシーンは印象に残った。
同じ人間でもカメラの切り取り方で観る人に全く違う印象を抱かせることができる、また、ラストシーンでフォード監督が地平線の話で似たようなことを言っていて、これがスピルバーグ作品の原点となる考え方なのだろうと思った。
