めっっっっちゃよかった。
映画を撮ることの功罪を描くだけじゃなくて、ミシェルウィリアムズ演じる母親を通じて、自分の理想と家族の幸福が一致しないことの辛さも描かれてたし、一方でポールダノの父親のように自分を殺して堅実に仕事をやってきた(それしかできなかった)男の切なさ、両方描かれてたのがよかった。
冒頭から「地上最大のショウ」を見て、列車と自動車の衝突シーンを繰り返し思い出してるところから、映画の魔力に引き寄せられているようだった。撮ってる映画が素人ながら見ている観客も気になっちゃうような内容になってるの流石すぎる。
戦争映画で演出つけてる時に、主人公の演出に絆されて役に入り過ぎてしまうの、才能って怖えってなった。
セスローゲンの別れ方カッコ良すぎる…あそこで不倫のこと言わせないのがすげえ良かった。
