Shun

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイトのShunのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

『ウェアウルフ・バイ・ナイト』

狼男が主人公のマーベル初のホラー作品。
ユニバーサルの古典モンスター映画を想起させる題材と演出とあってノスタルジーを感じずにはいられませんでした😊

人気作曲家のマイケル・ジアッチーノさんが音楽のみならず、監督までこなしたということで、どんな作品になるんだろうかと楽しみにしていました!

ホラーと言いつつも、演出は当時の技術を再現した作りになっているため特別怖いとは思いませんでしたが、ガエル・ガルシア・ベルナル演じる主人公がウェアウルフ・バイ・ナイトに変身するシーンを直接スクリーンに映すのではなく、シルエットとヒロインが恐怖におののく表情で間接的に伝えているシーンが古典的で素敵だなと思いました。

1時間弱の単発作品ということもあり、キャラクターやアイテムについてあまり深掘りされていなかった点が残念に感じました。
今作の時代設定やウェアウルフ・バイ・ナイトの背景については謎のままだったので知りたかったです。
特に、今作のキーアイテムで、モノクロで描かれる中で唯一赤く色付いていたブラッドストーンの力については今後のMCUで重要な存在になっていくのか否か…。

モノクロのままだとMCUのキャラクターと今後クロスオーバーする可能性低いのかな?と思っていたら最後に「虹の彼方に」が流れて色が付いたので、十分あり得そうな展開になってきました✨

時代設定についてははっきりしませんでしたが、「寿司を奢る」という一瞬耳を疑ってしまうセリフがあったことからそんなに古くないのかも知れません…。

マーベル作品であることをすっかり忘れてしまうほどこれまでの作品とは作風が違うけど、この後に他の作品に合流することがあるのか考えるだけでワクワクです😊
Shun

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