JunichiOoya

RIGHTS パンクに愛された男たちのJunichiOoyaのレビュー・感想・評価

3.0
19時すぎからの夜の回でしたが、バンドのファンの方々がたくさんいらっしゃってシネヌーヴォも久しぶりに補助椅子の出る盛況。

とにかく音楽映画が好きなので、門外漢ながらその「補助席」で現物。

私のような古い世代には「パンク」といえば即反体制、秩序否定派イメージなので、有田の窯元で絵付けをしながらシャウトし続けるカズキさんは結構新鮮な絵面でした。

スタート時にマネジメントする人に契約金を持ち逃げされる辺りは「いやあ、そういう世界なんでしょうねえ」と納得でしたが、兄弟やメンバーが病に襲われて行く過程はなかなか重いものがございました。

とはいえ…
舞台挨拶でのカズキさんご自身の『18歳』朗読もそうでしたし、会場のファンの方の感想にもあった「ファッション」性っていうのがキーワードなんでしょうね。

なのでやっぱり部外者たる私はそれほど大きく揺さぶられることはありませんでした。
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