チッコーネ

蛇の穴のチッコーネのレビュー・感想・評価

蛇の穴(1948年製作の映画)
3.5
凡庸な終盤に至るまでのデティールが、恐怖感たっぷり。
犯罪映画のような回想形式、患者を軽視する精神病院内の不条理、そして悪夢映像などなど、ヨーロッパ監督ならではのおどろおどろしさは迫力充分だった。
老けて見える薄化粧で、時に金切り声まで上げながら熱演するオリヴィアもすごい。