たかき

2300年未来への旅のたかきのレビュー・感想・評価

2300年未来への旅(1976年製作の映画)
4.5
『人口増加による未来の話』パート1

これ、結構傑作じゃない?
ただ邦題が狂ってる。2001年宇宙の旅っぽくつけてるけど、全然関係ありません。
むしろ原作は「LOGAN'S RUN」なので、『ローガンよ走れ』とか『ローガンの逃亡』とかそっちだと思う。

この映画のコンセプトがまず大好き!
西暦2274年。人口増加により環境は汚染。人類はコンピュータが自動制御している「シティ」というドーム型の建物の中で生活していた。
しかし30歳になると、運命の日が。
人口増加を均一に保つ為に、30歳になると言わば「新生」と言う名の処刑をするわけですな。

それが嫌で30歳になることを恐れた者たちが脱走をし、なんとか逃げて生き延びようとする。
主人公はその脱走犯を捕まえる犬の役目に就いているのだが、まあいろいろあって追われる身に。
いろいろあって一人の女性を連れ、脱走犯達が密かに噂などで知っているドームの外側、外界にあると言われている「聖地」を目指していくのだが。。。


なんてったって、地下の空間が好き!
たまらん!
なんていうんだろ、地下の、廃墟だけど文明跡がまだ残ってるみたいな。長い階段を降りていくと、培養プラントみたいのがあって、大きな水槽があったりするわけよ。んで、そこから何故か雪山のような実験場に行き、そこにはヘンテコなロボットが。がしかしこれが結構怖いのよ。
それからまーいろいろあって外に出た。そこへ緑豊かで自然に溢れていて、30歳を過ぎても制約もなく生き延びられると確信した世界。

くぁー!
こういう映画待ってましたよ!
またまたヒロインの女性がもうそれはそれは嫌いで。。。
たかき

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