この映画の予告編を見て、今の香港はネオン看板がほとんど撤去されていることを知りました…。
なので本編のネオン街はCGや過去の映像を使っているらしい。
最愛の夫を亡くして心の居場所をなくしたメイヒョンと、夫に弟子入したが急に工房に現れないために居場所自体をなくしたレオが出会い、夫が完成させたかったネオンを一緒に作っていく話。
最愛の夫とは書いたけど、嫁視点と娘視点では全然違ってたなぁ。
職人以外で何ができるの？って言われている夫を見ると、レオを弟子にした理由がなんとなく分かった気がする。
娘も母に対して荒療治なところがあったけど、彼女は彼女でお父さん大好きだったんだなぁって。頑張って前を向いている姿勢が伝わってきた。
結構丁寧に作られていたけど後半から急にテンポ速くなっていつの間にか皆でネオン作成してたのがなんか残念。
でもネオンはとても綺麗だったし、エンドロールも目が離せなかった。
大勢の人の目に留まる機会はなくなってしまったけど、文化を廃らせないように取り組むことって大事だなとエンドロール見て思いました。
