犯人です

ファイブ・デビルズの犯人ですのレビュー・感想・評価

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)
3.8
【概要】
『アデル、ブルーは熱い色』などのアデル・エグザルコプロス主演のスリラー。特殊な嗅覚を持つ少女が、叔母の来訪を機に母と叔母の記憶に入り込む。監督を務めるのは『パリ13区』などの脚本を手掛けたレア・ミシウス。『ベネデッタ』などのダフネ・パタキア、『アマゾンの男』などのパトリック・ブシテーのほか、サリー・ドラメ、スワラ・エマティ、ムスタファ・ムベングらが共演する。(シネマトゥデイ参照)

【あらすじ】
嗅覚にまつわる不思議な能力を持つヴィッキー(サリー・ドラメ)。その力を用いてひそかに母親ジョアンヌ(アデル・エグザルコプロス)の香りを収集していた彼女の前に、謎めいた雰囲気を漂わせた叔母が現れる。それを機にヴィッキーの嗅覚の能力はさらに力を増し、自分が生まれる前の母と叔母の記憶の世界に入り込んでしまう。(シネマトゥデイ参照)

『良い点』
・不思議な作品だが魅力がある

『悪い点』
・ごちゃごちゃしていた 
・腑に落ちない点もいくつかある

《感想》
予告を見て気になっていた今作品。
見た目ホラー映画かな?(ゲットアウト的な)と思っていましたが全くそんなことなかったです😂😂
中々、独特で変わった映画でした🎬🎬

——— 🔹5人の悪魔と過去🔹 ———
ポスターや予告の感じだとホラーやタイムリープして主人公が事件に対して試行錯誤する系の映画かなと思っていたのですが全然違いました😂
基本的には同性愛者のラブロマンス作品🎬
だが、そこに行き着くまではサスペンスでもありSF作品っぽくもある。
また、同性愛以外にも人種差別や閉鎖的な環境、家族愛など様々な要素がてんこ盛り(笑)
なかなかごちゃごちゃしていて解決していない要素もあります…
しかし、面白くなかったかと言われたらそんなことはなく普通に面白かったです👍👍
特殊能力でタイムループして母親の過去を暴いていく構成のためかエンタメ作品の側面も強く見やすいのでスイスイ見れました。
 
——— 🔸最後に🔸 ———
正直ラストは腑に落ちない点というか解決してなくない?深掘り欲しいな〜見たいな箇所も多かったです(笑)
ですが、不思議な魅力があって楽しめました‼️