前日に恋恋風塵を観たからだろうか。あんまり楽しめなかった。イメージ的には民放で昼にやってる韓国のトレンディドラマ色が強すぎるというか、、。
孔子の言葉を下敷きにしたりもしてるけど、内容的には日本でも韓国でも作れそうな作品。
エドワードヤンの恋愛モノだから、台北ストーリー的な長回し多めかなと思ったら、素直じゃない大人たちの会話劇であった。まあ、台北ストーリーは主演の侯孝賢の影響もあっただろうが。
恐怖分子やクーリンチェ、なんなら後作のヤンヤンでも見れた秀逸なカメラワークが何故かこの作品では観れなくなっている。映画館で観たのに何も感じなかった。
4Kレストアで画が鮮明になってしまったが故に、一昔前のトレンディドラマ感が強まってると思う。
ちなみにモーリーとミンは前作クーリンチェでの217メンバー。
アンリーの「恋人たちの食卓」もだけど、台湾はこの時期くらいからようやく都会としての余裕が出てきたんかな?