しょうた

REVOLUTION+1のしょうたのレビュー・感想・評価

REVOLUTION+1(2022年製作の映画)
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上映後のトークで四方田犬彦氏が言っていたように、映画の主張は主人公の妹のセリフに集約されているだろう。「銃撃は民主主義の破壊だという者があるが、冗談じゃない。これまで散々、民主主義を破壊してきたのは誰なのか」
それはそうだと思いながら、かつて911の時に誰かが言った「テロは一瞬、鮮やかに世界の真実を照らし出す。しかし、その後の世界に責任は取らない」という言葉を思い出す。
では、ほんとうの「責任」は誰が負うべきなのか。
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    2023年に観た日本映画をまとめて、「20世紀の映画、21世紀の映画」と題して書きました。お気が向かれたらどうぞ。 https://note.com/wonder0102/n/n2f4b5c8e30…

    2023年に観た日本映画をまとめて、「20世紀の映画、21世紀の映画」と題して書きました。お気が向かれたらどうぞ。 https://note.com/wonder0102/n/n2f4b5c8e30f0 * 「映画は監督のものではない。見た人の人生の中で映画がどういうものであるのかが大事。」  大分市の映画館シネマ5支配人・田井肇氏の言葉(朝日新聞 折々のことば 2022.2.7)  とても共感した。映画は自由に観て、自由に感じればいい。目と耳と心で感じたことの、何十分の一でも言葉になればと思う。  自分にとって映画は基本、映画館で観るものと思っています。  観ている間の体験だけでなく、観終わってから心に去来するものを含めて楽しんでいます。  以前は映画製作を志し、自主制作のドキュメンタリー作品を山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品したこともありますが、今は社会福祉士として働いています。