梟ーフクロウーのRikuのレビュー・感想・評価

これは新しいサスペンス・スリラー映画だった！なんてアイデアフルな映画なんだろう。
設定と脚本、演出が全部噛み合っている。設定だけ一人走りすることなく、全部に意味がある。盲目の鍼師が主人公。そこに加わる“想定外”でガラッと見え方が変わる。闇が味方になり、光が恐怖に変わる演出は、これまで見たことなかった。韓国映画的なオチの爽快さが逆に物足りなく感じてしまった。求めすぎてしまう作品です。