ブライアン・グラント監督による、
【サイコ・サスペンス】。

100円DVDにて。


幼い頃から幻聴や幻視を体験してきた女子大生ライラ（カリ・ウーラー）。
彼女は、大学のアルバイトでイアン・バートン教授（エリック・ロバーツ）の サイコメトリ という実験を手伝う事になる。
そこでライラは、一人の女の映像を見る。
実は彼女は数ヶ月前に殺されたパートンの教え子だった。
その日からライラの周辺に不穏なことが起こり始め…。


★脚本
開始早々、
イアン教授のバイトをライラが始めるという本題に入るテンポが良い。
次々に与えられた素材に触れ、背景を感じ取っていくライラ。
ある素材から教授の教え子で殺されたキャリーの未解決事件の背景が浮かび、過去の新聞から教授の 殺害 だと確信、教授を罵倒/非難する。
しかし、
どこかミステリアスな教授に レイプされる妄想 が浮かび、惹かれ始め、またバイトを再開する。
ある夜、
大胆にエロ仕掛けで迫るも教授はライラに恥をかかせる。
ライラにアプローチする映画オタク、デニーの存在が在って、教授との仲を知り、嫉妬する。
果たしてこの存在/構図は、機能してくるのだろうか⁈
ついにライラは、
教授の階下、殺されたキャリーの部屋に引っ越した。
かなりイカレてるな。
そして、
独自の調査開始。定番の展開だ。
当時の担当刑事、パンテッラ（ロン・パールマン）をあたる、、
イアンはシロだが、彼女、ポーラ（クレア・スタンスフィールド）のアリバイが偽証という疑いがあった。

バーでライラを執拗に口説くナンパ野郎も参入。
ライラ、モテモテ〜

イアンの留守を狙ってアパート侵入。
証拠探し、、ファイルからある決定的リスト発見！

クライマックス前、
ライラは、ごもっともな事を言う。
そして、親友、メリーアン（トレイシー・ニーダム＊）と飲んで別れた後、、
この流れで
クライマックスは、刑事と組み、ライラが おとり になって部屋へ犯人を導き出す、、

犯人が判明、、
ロンパー刑事は、肝心な時に役立たず〜最後仕留めたのは！


ラストは、
意外に予定調和じゃなくて良き。


★総評/演出/キャスト
ストーリーは陳腐。
本筋に
関係あるミスドは良いとして、本筋からズレたミスド/伏線もどきは蛇足。
また、
クライマックス/結末前まで結構間を持たせた/引っ張った感が顕著で、スマートに纏めて90分に収めて欲しかった。
見えた女の肖像画まではっきり描けてしまう、それ程、感応力が高くて何故犯人は分からないのか⁈にツッコミ入れてはいけないな。

画作りは、
ライティング/色調/自然光の使い方も絶妙、長回し主体、カメラワークが意外に良く、カメラマン/監督のセンスが窺える。
モダンなアパートや美術も良くてトータルバランスに優れている。

キャスト、
安定イケメン、エリロバ（38）は、
出てくるだけで、イヤラシさ、怪しさダダ漏れで役者として損か得か、それが本作では重要。

個性派俳優、ヘルボーイことロンパー は、
若い頃の真面目な刑事役が貴重⁈

知る人ぞ知る、
【アナコンダ】の美女優カリウ（27）は、
無駄に裸身/OP晒すシークエンスが盛り込まれていて少ないファンサービス度は高い。
サブ女優もほぼ脱ぎっぷり良く、エロティック・サスペンス の名に相応しい。


＊注記
カリウ（165㌢）に対して異様にデカい女だなぁと思って検索したら身長180㌢〜

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• #1番REV
• #カリウ♡