オーロンサムロード

薔薇の名前のオーロンサムロードのレビュー・感想・評価

薔薇の名前(1986年製作の映画)
3.5
99%しみったれたじいさんたちしか出てこない。うじゃうじゃ、もぞもぞ。
釜みたいだもんなあ、あんな塔。すぐ燃えちゃうよ。現代じゃ蝋燭も使わないし、もっとちゃんとした管理下に置かれてる(と信じたい)けど、心構えとか学ぶためには司書さんたちは見た方がいいのかな。いや、見るまでもないか…。図書室見つけた時のショーンコネリーの「\(^o^)/ヤッター!」感が微笑ましい。物語のキーが本だから、本好きにはたまらないようで、ちょっと辛かったりもする気がする。
MuseumやLibraryにおける資料の取り扱いについての話だと伺ってたから、こんなに宗教のお話だとは知らなかった。寒くて鬱々としてドロドロした多分りあるな中世。マイノリティが多く出てくるところも何気にポイント。受け皿なんだよな、多分。
血も死体も結構容赦なく出てくるけど、そんなにリアルじゃないから、見れる。ちょー重いつまんない作品かと思ってたけど、普通に面白かった!!!ショーンコネリーが出てるから?
丸顔の副司書やばい。