乐趣

OUTの乐趣のネタバレレビュー・内容・結末

OUT(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

Netflix上位にあり、ジャケが大悟だったのでお笑い系のドラマかと思って見始めたらちゃんと映画だった(笑)

原作は読んだことないが、こういう「漫画で読んでいればちゃんとかっこいいんだけど、実写化してしまうと安っぽくダサくなる」系のヤンキー映画だった


全体的に演技(台詞)も魅せ方も進み方もベタでダサい(笑)
こういう漫画っぽいものを実写化するとこうなるよな〜とは思うけど、やっぱり現実的な人間というより「キャラ」すぎて、実写化すると面白くなりすぎる(コスプレ大会みたい)
映画として2時間程で収めなきゃいけないからこそ、どうしてもサクサク進みすぎてチープになるよね〜という感じ
品川が作ってるからなのか、お笑い要素多い(ここは別に全然いい、原作ファンだと好まなかったりするのかな)
「デブ!痩せろ!デブ!」とか笑っちゃった

あと、どうしてもあっちゃんがレインボー池ちゃんの女装ネタにしか見えなかった(笑)
原作のキャラが多分独特だから、演じる人がしっくりぴったりじゃないと難しいのかな、
マイキーみたいな感じなの?なにそのネタみたいなキャラ(笑)って終始全然かっこよく見えなかった、、

ほんで、最後の決闘シーン爆羅漢は汚いやり方で小賢しい感じにしては弱すぎる
あっという間にやられる(笑)見てる側としてはやられてスッキリー!なんだけど、にしても全然強くない、一雅とあっちゃんのラスボス対決めちゃくちゃ地味で柔道の試合?みたいだった、一雅やられる時「勘弁してくれ」みたいな台詞吐くの〜!?ダサすぎない!?だったけど、最後ちゃんとチャカ出してきたのは待ってました!って感じの展開
賢三がやるのは読めてたけど
孝二がよっしゃやるかみたいな感じで服脱いだと思えば「BAKURAKAN」Tシャツでダサすぎ〜〜!と笑ってしまった

もうほんと終始ベタベタなヤンキーものという感じなんだけど、
やっぱりこういうのは、キャラ立ちが合ってたり(原作は読んでないけど)、(無理やりかっこつけさせるシーンとかはダサいんだけど)イケメン俳優のヤンキー姿が似合っていてかっこいいところだったり、“仲間や大事な人を守るために戦う”というすごく分かりやすくて真っ直ぐなヤンキー達の青春みたいなものがサクッと見れて好みに刺さり
満足出来るので結局好きなんだよな〜となる

ヤンチャな子達が何か1つのものを大切にしてたり、不器用ながらに誰かの大事なものを守ろうとしていたり、「ただ傷付けたい」とかじゃない動機から成り立ってる関係性が愛おしく感じる。

見始めは違和感満載で、その違和感は最後まで消えることないけど、見てると段々キャラがすごく似合っていって、見終わる頃にはちゃんとあの中のあの子達にまた会いたくなる感じ。
結局、斬人 好きになっちゃってるんだよな〜〜
続編作るんですか?って終わりだったから驚きだったけど。もうええて。という感じではある。だけど、出たらまた見るんだろうな〜

達也初めはわざとらし〜って感じだったけど顔が特徴的で最終的に凄いかっこよく見えたし、要・将吾・一雅が個人的にキャラ立ちとビジュアルのマッチが良くてめちゃくちゃ好みだったので点数高めにつけた
作品自体だけで考えれば☆3.4くらいの評価

ダサいんだけど、こういうのやっぱり好きなんだよな〜
観るまでに腰も重くならずに見始められるところもいい!

後付
要役、水上君だったの、!?!名前変わってたので分からなかった。見たことある顔だな〜と思っていたがキャライメージ違いすぎて、演技幅すご!!え、中学聖日記の黒岩くんがこの馬鹿ヤンキーも出来るの!?!
しかもこれ見たら好きになっちゃうよのハマり役出来る演技力凄すぎる。
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